渡嘉敷島ってどんなところ?②

2021.4.23

前回の記事で渡嘉敷島には3つの集落があってそれぞれどのような特徴があるかご紹介しました。

今回も島民目線で渡嘉敷島ってどんなところ?ゆるっと第二段です!

山、川、よりやっぱ海?

渡嘉敷島は離島にしては珍しく、山が多い島です。
おかげ様で、離島あるあるの水圧が弱いとかなんだといった水に関しての困り事はありません。(過去に断水はありましたが)
風光明媚なこの島を自転車で駆け抜けたら気持ちがいいだろうな~とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

自転車で颯爽と坂道を下ると眼下に広がるケラマブルー。(BGMはミスチルの未来で)
確かにさぞかし気持ちがいいことでしょう。

いざ、登っていくっ!

しかし、渡嘉敷島はよほどの健脚でないと自転車には不向きなんです。
山・山・山、なんです。しかも勾配きつい感じの。
こちらの写真をご覧ください。

集落間を移動するのにこの急な坂道ですよ・・・(ちなみにここはとかしくを上る坂道です)
伝わりにくいですね・・・急なんです!!本当に!マジで!信じて!!

それでも眼前に広がる景色は最高なので、個人的には徒歩がおススメ。
登り切った時の達成感とこの景色を見た時の高揚感がたまりません。

港のある渡嘉敷(ピンとこない方は渡嘉敷島ってどんなところ①参照)ウミガメのいるビーチのあるとかしくまでが約3キロ。
とかしくから、渡嘉敷島の代名詞の(?)阿波連ビーチまでが約3キロ。
一般的な速度で歩くと集落区間ごとに約40分くらいでしょうか。


おいおい、島人、こんな距離あるけないよ!

そうお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、当方、三度の飯とビールが大好き運動嫌いの小太り34歳♀、約7キロくらいは余裕で歩けます。
マイキッズ達(5歳、3歳)の移動速度(時速3キロ)に合わせたからかも知れませんが・・・・(子供のが体力すごい)

とにかく景色が綺麗で、住民でも毎回見惚れます。
写真も何枚も撮っちゃいます。そう。iPhoneでね。



途中、寄り道スポットがいくつもあって、そのたびに足を止めて自然や生き物と戯れます。
野イチゴや山桃なんかも時期によりあったりして、エネルギー補給もできます。
1月下旬頃には桜も咲いていて、島にいながら意外に(いささか、いや随分早い)四季や風情を感じる瞬間もあります。



※ただし気候による※

大きな注意として書きたいのは※ただし気候による※ということです。
写真の日は2月のまだ涼しい時期なので、水分補給さえしっかりしていれば元気に歩けます。

オンシーズン、炎天下の中を歩くのはさすがに地獄だし、危険です。
湿気を帯びた生暖かい空気が、ねっとりと首にまとわりつく。
小説の始まり風で表現するとこんな感じでしょうか。(なんの小説やねん)

沖縄は湿度が高く日差しがキツイので、短距離でも徒歩では体力を奪われます。
ペットボトルの飲み物も即座にホットドリンクと化すでしょうし、食べ物などを鞄に潜ませていようものなら食中毒待ったなしでしょう。
徒歩でのススメは、あくまで冬、秋、頑張って春先の話です。
真夏は素直にレンタカーもしくはバイクを借りましょう。

渡嘉敷島には海以外の魅力もあるよ★をお伝えしたかったのです。
お後がよろしいようで・・・また次回。








詳しくはこちら